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わしみ留袖

平安の流れを今に伝える京部堀川の名水

京のほぼ中央を流れる堀川は、もともとは賀茂川の本流でしたが、794年の平安遷都の際に、現在の鴨川の流路に変えられました。このためにできた川跡に、賀茂川より水を引いて作られたのが堀川の起こりです。

現在は道路の整備によって、部分的にしか見られない地下水路となっていますが、往時、堀川の水量は豊富で流れも清冽。ほとりには高陽院をはじめ冷泉院などの大邸宅が構えられていました。近世以降になってこの名水・名泉が染色に用いられ、友禅の染元が軒を連ねるようになりました。

「わしみ留袖」は、この平安以来の名水を今に伝えた、本場京都・堀川の友禅です。


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